中国の面白い話

先日本屋で面白い本を見つけたので買ってきてさっそく読んでみた。
本のタイトルは「中国、なんですかそれは?」である。
小田 空(おだ そら)という著者が中国で体験したことをマンガにまとめた本である。
私も中国各地の渡航経験があり、思わず「うんうん、あるある。」と納得してしまうような
エピソードばかりである。
その中から面白い話をかいつまんで披露してみたい。
中国のバスやタクシーに乗ると、時々バックミラーに毛沢東のお守りのようなものを飾ってあるのを見かけます。外国人にとてはパンダと万里の長城に並ぶ、まるで中華人民共和国グッズの定番キャラクターのような存在のモーさまであるが、タクシーやバスの運転手の間でひそかに流行したことがあったそうだ。
なんでもその昔中国南部で起こった玉突き事故で多くの車が全滅した中で、毛主席の写真を飾っていた車だけが無傷だったという話があった。そこから伝説が生まれて、それを聞きつけた運転手がこぞって毛主席をお守りとして飾りはじめ、口コミで広まったのだそうだ。
 
毛主席といえば文化大革命当時の交通ルールに関するおもしろいエピソードもある。
 
文革時に『赤』といえば、労働者階級であり、無産階級であり、紅衛兵と供に毛沢東語録を振りかざして向かうところ敵なし、行け行けGOGOの色である。
「それなのに信号はなぜ赤で止まらなければいけないのか?そんな反革命的なルールはいらない。赤で進めだ!」と本当に真面目な提言があったそうだ。
(いやはや、とても凄い時代があったものだな~。それで、今でも中国のドライバーは信号を守らないのかな・・・
 
その他にたくさんの話があります。庶民的などこにでもある食堂なのに4星級の食堂や4星級の家庭の話や、公園で水を使って書道をしているお爺さんの話や、蒸し器の付いた炊飯器の話など興味深い話ばかりであった。
中でも納得したのが、中国でコイン式の公衆電話や自動販売機が普及しなかった理由である。
地方ではコインを見る機会が極端に少ないらしい。お札もくしゃくしゃですぐ故障してしまうらしい。
挙句は外にあるから、泥棒にあってすぐ使えなくなってしまうらしい。北京オリンピックを控えて、北京では新たにコイン式の公衆電話を何台も設置するらしい。オリンピック前に全て使えなくなるんじゃないかと著者は心配していた。
(中国の公衆電話がコイン式じゃなくてカード式なのか、これで理解できたような気がします。)
 
続編も発売されているようなので、買って読んでみたいと思った1冊であった。

中国の面白い話」への1件のフィードバック

  1. 毛沢東のお守りの話を聞かせてもらって、なんか菅原道真のことを思い出してきました。いいことばかりしてたというわけではないけれど、お守りとして人気があるようですね。
     
    コイン式の公衆電話が普及しなかった理由はそう考えられるのですか?
    あたしは、携帯が普及してることや、公衆電話って衛生状況が悪いことや、コインを使えなければならなくて不便なことなど、思ってたんですけど。
    自動販売機なら、所々ありますが、品種が少ない以外に故障が多くて利用する人がほとんどいません。
     
    食堂や水を使う書道や炊飯器などは、どんな話ですか?日本人の目から見た中国は面白そうです。また色々な話、楽しみにしています。

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